私たちは毎日大量の情報を浴びていますよね。

テレビやスマホや新聞、電車の広告、街中の看板、雑誌など耳から目からあらゆる場所から情報が入ってきます。
その毎日大量の情報をあなたは全部じっくり見ること聞くことしていますか？

多分、全てに目を通したり、耳を傾けるということはないと思います。

どのような情報を受け取るか？は、私たちは一瞬で見分けているんです。
その時の基準は一つ。
「自分に必要な情報かどうか？」ということだけなんです。

そう、私たち人間は、一瞬で「自分に必要か必要じゃないか」を判断しているとても優秀な生き物なんですね。

新聞折り込みのチラシも0.3秒で判断すると言います。

パッと見て、「後でじっくり見るか見ないか」を判断しているんです。

私たちは一瞬で、「良い悪い」「好き嫌い」「白黒」を判断している生き物。

そう考えると、この「パッと見」の印象ってものすごく大事なんですね。

すでにパッと見で選ばれているんです。

「人は見た目が9割」という本はご存知ですか？この第一印象が良いか悪いかというのはあとにも影響するとても大事な判断材料なのです。

そうすると、私たち自宅サロンを運営する側も選んで頂くために、パッと見の印象が大事になります。

ホームページやチラシ、ブログやフェイスブック、施術部屋、制服など私たちがお客様に与える印象は、後々にも響く大事なことなんです。

講師養成講座で、あるワークをやっています。

初対面同士で「相手の印象を言い合う」というワークです。

見たまま、そのまま感じたことを相手に言っていくのです。結構、勇気がいることなんですが、言い始めると、次から次へと出てくるものなんです(笑)

ピンクが好きそう
猫飼ってそう
家族は子供2人とご主人の4人家族
ピアノが弾けそう
趣味はパズル
バレーボールが好き
料理得意そう
美容師さんっぽい

などなど、思ったことを全て相手に言っていくのです。

すると、おもしろい現象が起こります。

言った項目の中で、結構当たっていることがあるんです。

不思議ですよね！言われた本人は驚きます！
情報を全く話していないのに、自分の趣味や嗜好を当ててしまうんですから。

何故、当たるのでしょう？

これは、その人の考えや趣味、性格などが表ににじみ出ているということなんです。
ですから、そう考えると「自分と合う合わない」も第一印象である程度決まってしまうということでもあります。

自宅サロンは、自分一人とお客様と一対一になるわけです。

今までのお友達が来店してくれるならともかく、見ず知らずの方が来店して下さるときは、「こんにちは！」の最初の顔合わせで「良い悪い」を判断されていますよ！

ですから挨拶は「笑顔！」は当たり前ですね！
最初の挨拶が暗い声で目も合わせずに、「こちらへどうぞ～」と言われたらどうでしょう。

「あ、失敗したー！」っていう印象を相手に与えてしまうでしょうね。
その後の施術が、例え素晴らしいものであっても、最初がマイナスでスタートしていますから、プラスに持っていくのは労力がいりますよ！

ですから、自分が大げさかな、と思うほど「元気よく明るく」は基本です。

それから、格好はいかがでしょうか？清潔感はありますか？
自宅サロンだからと、ラクでラフな格好ではやはり印象を下げてしまいます。

サロンの雰囲気と施術する格好のコンセプトは合っていますか？
部屋は和風なのに、施術の格好がハワイアンでは、ちょっと、ちぐはぐになってしまいますよね(笑)

「パッと見」を意識して、あなたの目線ではなくお客様の目線になって、チェックすることが大事なんです！

自分では気づかなかった、あるいは良いと思っていた部分が、実は”お客様には印象が悪かった”ということが見つかることもありますよ。

是非チェックしてみて下さいね！