自宅サロンを始める方に多いのが、「最初は安く提供して、だんだん固定客が付いたら価格を高くしようと思います」と言います。

まだ始めたばかりだから、自信がない。
お金をとれるような施術ではない。
と、謙虚すぎる方がとても多いのです。
日本人の特徴かもしれませんが、時と場合によっては謙虚すぎるとマイナスなこともありますよ！

でも考えてみて下さい。
オープン当初の価格が3000円だったものが、半年後には6000円になっていたら？

内容が同じであるのに、価格が倍になっていたらあなただったら通いますか？

よっぽど、施術が気にいったとか、セラピストが知り合いだからという事がない限り、通わないのではないでしょうか？

むしろ「なんで高くなったの？」という疑問がわくのではないかと思います。

では、このような場合はどうしたら良いでしょうか？

「見せ方」を工夫すると良いですね。

本来は6000円の値段ではあるけれど、オープン価格で「初回は3000円」とか「期間限定〇日まで3000円」という見せ方にするのです。

そうすると、お客様は「本当は6000円なんだ！」という認識ができます。
”限定”で3000円ということなので、その分「お得感」も生まれます。
また、「オープン価格」と価格が安い理由が分かるので納得・安心します。

そして、セラピスト側の気持ちも、これがまた変わるものなんです！

「6000円の施術」という意気込みでお客様に提供するわけですから、無意識に施術も一生懸命になるものです。

人は枠を決めてしまうと、その通りになってしまいます。

3000円と決めれば3000円に値する施術提供になってしまい、最初から6000円と決めれば、6000円にふさわしい施術提供になります。

「まだ自信がないから～」ではなく、自信があるないにかかわらず「私の施術は〇〇〇円！」と決めてしまうことが大切ですよ。

そのように決めれば、気持ちも身体もその金額に合わせて勝手に動くものです！